SIERRA DE LAS NIEVES  雪の山脈

6500万年〜170万年前にアフリカ大陸とヨーロッパ大陸がぶつかって生まれた山脈で、7世紀から雪に覆われた雪の山脈として知られる。
近年の温暖化現象で雪は大分少なくなったが、冬季には幾つかの山々が白いマントに覆われる。

山脈は石灰岩で出来ており、水による侵食と風化により起状に富む。
高低の差は、240m〜1919mで、マラガ県で最も高い山Torrecilla (1919m)がある。


アフリカ大陸に近く水路と陸路の要所ジブラルタルから道が通じており、数多くの町々が交わり交易によって発展してきた。この道で民族・文化が交差し、この地方特有の多くのものを残した。

暮らし方や習慣もそれぞれの時代によって養われ、混ざり合って生まれた。

東から西へはフェニキア人、ローマ人、西から東へはバイキング族が移動し、北から南へはバンダル族(東ゲルマン系の混成部族で、409年にイベリア半島に渡り、間もなく西ゴート族に圧迫されてアフリカに渡った)、アラン族(5世紀初頭イベリア半島に侵入したゲルマン民族のひとつ)が、南から北へは、アルモハッド{ムワッヒド}朝(1147〜1269年までスペインを統治したイスラム・スペイン王朝)が移動した。

カリベ、ギニア(アフリカ中西部の共和国)湾から湿った空気が大西洋を越えてやってくる。

マラガ県に唯一収まりきる山脈。その中の94000haは生物圏として保護されており、更にその内に2000haの自然公園があり、ロンダ山岳地帯の中心がロンダです。

ここでは、60万年前より人類が生活し続けている。

以下の9つの村が存在。 
Alozaina, Casarabonela , ElBurgo , Guaro , Istan , Monda , Ojen , Tolox , Yunquera

家々のつくりは、この地方の気候条件を反映し白石灰で壁を塗り固めた特徴あるつくりです。

郷土料理も1度味わったら、忘れることのできない味となりこの地方が恋しくなるでしょう。

この自然はまるで生物圏の博物館のようで、イベリア半島で最も南に生育する樅の木が約300年前から生育し広大な森林(3027ha)をつくっている。
それ以外にもトキワガシ(ナラ属の常緑木)、樫の林、コルクガシの森、カシワの一種、栗の木、オリーブ、アーモンドなどが見られる。
湿った土地からは、秋に椎茸が取れ、鉄板焼きでオリーブ油、塩のみで食べる楽しみがある。

アンダルシアの中で最も山羊が見られる。

雪と名が付く山脈は、冬に雨がよく降り時には雪が降る。そして、ここから多くの川が生まれその降水量を利用し貯水池も多く見られる。



川 山羊 雪の山脈風景